Product

黒 × 黒 = うまい赤

牛肉をおいしくしたのは、「黒」でした。牛肉のおいしさがつまっているのは、「赤」でした。
2種の黒毛種をかけあわせて生まれた、これまでにない旨味を持った赤身。
きっと「こんな牛肉があったのか!」と驚いていただけるはず。
創業から40年、愚直に牛肉のおいしさを追求しつづけてたどり着いた「理想の牛肉」。
それはきっと、牛肉に新しい価値観をもたらすに違いありません。

「牛肉本来のおいしさ」
それが私たちの
こだわりの原点です。

旨味やコクが足りない淡泊な牛肉では満足できない。霜降りが多い牛肉は、脂のしつこさが気になる。外国産牛や国産交雑種が旨味やコクが足りないと言われる中、そして、和牛が脂のサシの多さによる柔らかさ競争に進む中、牛肉の旨味がしっかりあって、サシが多すぎずしつこくない、まだ一口、もう一口と思わず箸が伸びるようなおいしい牛肉はつくれないのか、そんな思いから私たちの牛肉づくりはスタートしました。牛肉の旨味と程よいやわらかさ、「牛肉本来のおいしさ」の追求、それが私たちのこだわりです。

世界が認めた肉専用種のかけ合わせ。
「黒毛和種×ブラックアンガス」

日本が誇る「黒毛和種」×
世界で評価される肉専用種「ブラックアンガス」

霜降り肉のサシが特徴で柔らかく芳醇な味わいの「黒毛和種」と、欧米原産の牛の中で最も肉質が良いとされ、赤身がおいしい「ブラックアンガス」をかけあわせ、良質な赤身の旨味と程よいサシの柔らかさの“いいとこどり”の牛が生まれました。
交雑種と呼ばれる牛は、黒毛和種と乳牛とのかけあわせ。試行錯誤を繰り返しましたが、乳牛とのかけあわせでは、私たちが目指す牛肉本来の味わいを実現することは出来ませんでした。さまざまな検討を繰り返し、肉専用種かつ世界的評価の高い「黒毛和種」と「ブラックアンガス」を掛けあわせることでようやく私たちが目指す理想の美味しさにたどり着きました。
日本で和牛以外の国産牛として生産されているものは、交雑種と乳牛がほとんどです。肉専用種で、しかも日本ではほとんど育てられていないブラックアンガスを活かす、そんなあえて困難な挑戦を乗り越え出来上がった、こだわりの牛です。日本で年間1万数千頭しか流通しておらず、日本で生産される成牛110万頭に対して約1パーセントに過ぎない、とても希少性の高い牛です。

豪州生まれ日本育ち。
豪州で伸び伸びと発育し、
日本できちんと育て上げる
いいとこどりの国産牛。

健康で丈夫な仔牛の育成のために、豪州で繁殖・仔牛育成を行っています。豪州は、肉牛生産において世界で最も安全とされており、世界最高水準の衛生条件に恵まれた豪州の農場で伸び伸びと仔牛の成長を育んでいます。その後、11~12ヶ月齢まで育った元気な仔牛を日本に移し、日本でしかできない1頭1頭手間暇かけた育成で、15~16ヶ月の間、肥育の仕上げを行ってゆきます。

重ねること40年。
40年の歳月が可能にした
良質血統への絞り込み。

品種が同じならおのずと牛も皆同じになるというわけではありません。同じ品種のかけあわせの牛でも体型や体質、肉質等にばらつきがあります。牛を交配して仔牛が生まれ、それが良質な牛がどうかを判断するまでには約3年の月日を要します。そこから、良質な牛どうしを交配し、より良い牛へと血統を絞り込み、品質を高いレベルで安定させるためには長い年月が必要となります。先駆者として取り組み40年。どこにも真似できない良質な牛の血統の絞り込みを実現しています。

届けるまで私たちの手で。

牛が良くても加工の段階で品質が落ちては何もなりません。
加工の過程でいかに牛肉の味を落とさないかを考えると、肥育からと畜、加工を自らの手で一貫して行うという形にたどり着きました。
肥育した牛を公設のと畜場で枝肉にして、その枝肉を加工工場に移して加工するという方法では、空気に触れて牛肉の味を落としてしまうリスクがあります。
と畜から加工まで一切外気に触れずに行うことができる工場を宮崎県えびの市に備え、
牛の生産、育成体制だけでなく、加工してお届けするまでの全ての工程を自らの手で行い、徹底管理しています。

赤身の美味しさが違います。
ぜひローストビーフで試してみてください。
深みのある赤い肉色が旨味の印です。

旨味が豊富で、程よいやわらかさ。私たちの自信作。ぜひ、もも肉の美味しさをローストビーフで試してください。赤身の味わいの深みを存分にお楽しみいただけます。交雑種や和牛といった他の国産牛との違いをお確かめください。和牛は高いし、たくさんは食べられない、歳を重ねるとともに和牛の霜降りがちょっと脂っこく感じるようになった、身体のために少し脂を控えめにしようと意識するようになった、そんな方にもおすすめです。旨味豊富で、サシは控えめ。牛肉好きの方、牛肉の旨味を堪能したい方にぜひ味わっていただきたい、私たちの自信の逸品です。